\こんなお悩みありませんか?/
- 沖縄での安全な住まいを探しているが、どの地域が安全なの?
- 沖縄に移住を考えているが、治安や生活環境について不安。
- 沖縄の自然環境(台風、塩害など)による生活への影響を知りたい。
今回は沖縄県外からの移住を検討している方のよくある悩みについて説明します。
沖縄は日本の楽園とも言える美しい場所。
その一方で、住む場所を選ぶ際には慎重な検討が必要です。
今回は、沖縄で住んではいけない場所とされるエリアのリスク要因をくわしく解説します。
交通の不便性、物価の高さ、治安の問題など、沖縄独特の生活環境について知って、安全に暮らしましょう。
- 沖縄県在住(6人家族4児の父)
- 38歳で家を建てるのを決心
- 子ども達が成長するにつれマイホームの必要性をひしひしと実感
- 2024年にマイホーム完成
- 「より安く」「自分に納得」のいくマイホームを建てるため、書籍、You Tube、Web検索などで猛勉強
この記事から分かること
- 沖縄の公共交通の制約と車依存度が高い地域について
- 物価が全国平均よりも高いという沖縄の生活費について
- 沖縄全体と特定地域での治安の問題について
- 離島エリアでの過疎化と医療機関の不足について
沖縄で住んではいけない場所とその特徴
- 沖縄の治安状況の深堀り
- 美しい風景と文化の裏側
- 沖縄の生活における不便性
沖縄の治安状況の深堀り
沖縄は、美しい海や独自の文化で多くの観光客を引きつけています。
しかし、その裏側で治安の問題も存在しています。
一般的には全国平均よりも治安が良いとされる沖縄ですが、地域や時期によっては異なる側面もあります。
このように、沖縄の治安状況は一概には言えません。
観光客はもちろん、移住を考えている人も、地域ごとの治安状況をしっかりと把握する必要があります。
2017年の警察庁の統計によると、那覇署が対応した110番の通報は4万7722件。これは東京都新宿署の4万3000件を上回っています。
さらに「路上寝」に関する通報が全国平均の5倍に達している点は温暖な地域ならではの問題なのかもしれません。
美しい風景と文化の裏側
沖縄は碧い海や独特の文化で多くの人々を魅了しています。
しかし、その美しい風景と文化の裏側には、生活におけるいくつかのリスク要因が潜んでいます。
以下では、交通の不便性、物価の高さ、治安の問題について、具体的なデータを用いて詳細に解説します。
交通の制約:車依存度が高く、離島は特に厳しい
沖縄の公共交通は他の都道府県と比較して未発展といえます。
その証拠に、沖縄県内での公共交通の利用率は約15%と低く、車が主要な移動手段となっています。
また、観光客にとっても公共交通機関がないためレンタカーでの移動が必要になってきます。
その結果、沖縄の観光シーズンになるとレンタカーの使用量も増加し、渋滞問題が発生します。
離島に住む場合はさらに厳しいです。
沖縄本島をつなぐフェリーの本数が限られているため、計画的な移動が不可欠。
これは、特に緊急時に大きな制約となり得ます。
物価の高騰:全国平均より約10%高い生活費
沖縄の物価高は、多くの人にとって気になる問題。
特に沖縄本島では、全国平均と比較して生活費が約10%高いというデータがあります。
この10%の差は、年間で考えると数十万円の差にもなり得ます。
沖縄県内のスーパーでの食品価格を見てみましょう。
参考に見てほしいのが沖縄で大手ショッピングセンター「サンエー」のチラシ。
特に野菜は、全国平均よりも高い価格設定がされています。
この高い物価は、物流コストが高いことが大きな要因とされています。
沖縄は離島であり、多くの商品が本州や九州から運ばれてくるため、その輸送費が価格に反映されています。
治安の課題:犯罪率が九州・沖縄地方で2位
沖縄は観光地でありながら、治安が悪いとされる地域も存在します。
特に那覇市の松山地区は「沖縄の歌舞伎町」とも称され、夜間は危険度が増加。
沖縄県全体での犯罪発生率は10万人当たり466件と、九州・沖縄地方で2位の治安の悪さが報告されています。
沖縄には多くの魅力がありますが、生活する上でのリスク要因も無視できないものがあるかも。
沖縄の生活における不便性
交通の制約:車依存度が高い、特に離島と山間部で顕著
沖縄県は日本の他の都道府県と比べて、公共交通のインフラが非常に限られています。
特に、離島や山間部ではバスの運行本数が1日に10本未満と非常に少ない場合もあります。
このような状況が、車を所有していない住民にとっては大きな不便。
この車依存度の高さは、特に沖縄本島の北部や南部、八重山諸島や宮古諸島などの離島も同じです。
この状況は地域住民だけでなく、観光客にとっても大きな問題となっています。
観光地へのアクセスが困難であるため、多くの観光客が車をレンタルする必要があります。
しかし、レンタカーの料金は高く、特に繁忙期には車の利用が一層困難になったり、交通渋滞の原因になることもあります。
残念ながら沖縄の交通状況は「車がないと生活が困難」と言えるレベルですね。
独特の気候:長い梅雨と台風の頻繁な襲来
沖縄県は日本の他の地域と比べて気候が大きく異なります。
特に顕著なのが、梅雨の長さと台風の多さ。
梅雨は一般的に5月から6月末まで続き、この期間は日本本土よりも平均降水量が多いです。
沖縄気象台によると沖縄本島での年平均降水量は約2000〜2500mmとあります。
台風の影響を受けやすい8月から9月にも降水量が多いのも特徴です。
台風についても、沖縄は非常に影響を受けやすい地域なのは御存知の通り。
年平均で3〜4回の台風が直撃または接近する可能性もあり、これにより交通機関が停止したり、生活に支障をきたす場合があります。
このような気候条件は、住宅の選び方や生活環境にも影響を与えます。
例えば、台風対策として強固な家造りが求められるほか、梅雨期には室内での湿度対策が必要です。
住んでいてあまり気づかないけど、やっぱり沖縄は本土と比べて独特の気候ですね。
害虫問題:ヤモリと蚊の多さが生活に影響
沖縄県は温暖な気候に恵まれていますが、その反面、ヤモリや蚊などの害虫が非常に多いという問題があります。
- 年間を通して気温が高い
- 害虫が活動する期間も長い
- 特に春から秋にかけて、ヤモリや蚊などの害虫の数が増加
虫が苦手な人にはキツイかも…
ヤモリは一般的には無害な生物。
ですが、沖縄によくあるのが室外機や電気設備に入り込んでしまうこと。
ヤモリが原因で電気設備の故障や火災の原因になる場合も少なくないです。
実際に、沖縄県内で発生した家電製品の故障の約5%は、ヤモリによるものとされています。
蚊についても、沖縄は日本で最も感染症が多い地域の一つです。
これに対処するためには、虫除けスプレーの使用など日常的な対策が必要です。
沖縄県内:住むのに気をつけた方がいい地域
- 松山地区(那覇市)
- 久茂地地区(那覇市)
- コザ(沖縄市)
- 辺野古(名護市)
1. 松山地区(那覇市)
松山は沖縄最大の歓楽街であり、沖縄の歌舞伎町と呼ばれている場所。
そして、松山は沖縄県内で110番通報が最も多い地域。
夜になると多くの人々が集まり、その中には悪意を持った人も含まれる可能性が高いです。
例えば、過去には酔っ払いによる暴力事件や窃盗が報告されています。
このような理由から、松山は夜には特に注意が必要な地域です。
2. 久茂地地区(那覇市)
久茂地は国際通りの南側に位置し、夜には酔っ払いによるトラブルが多いです。
先程紹介した松山地区のお隣に地域です。
バーやクラブが多くあるのが特徴で、深夜になると治安が悪化する傾向があります。
このような状況から、久茂地も夜間は避けるべき地域と言えます。
3. コザ(沖縄市)
「コザ」とは、沖縄市の中心市街地であるコザ十字路から胡屋地区、中の町地区まで広がる文化圏の愛称。
コザは沖縄市の中心地であり、かつては米軍基地の門前町として栄え、異国情緒が漂う街並みや多国籍な料理が楽しめる場所でした。
現在は夜間は人通りが少なく、一昔前には、暴力事件や薬物関連の犯罪あったとも言われています。
このような状況から、コザは治安の面で注意が必要な地域です。
4. 辺野古(名護市)
名護市は米軍ヘリパッド建設問題など、政治的な緊張が高いです。
地元民と米軍基地との関係が複雑であり、抗議活動やデモが頻繁に行われています。
外から来た人が住むには配慮が必要な地域と言えます。
沖縄県内:自然環境やインフラ面で気をつけた方がいい地域
- 離島エリア
- 海岸沿い
- 高速道路から遠い地域
- 高台ある地域
5.離島エリア
沖縄県には多くの離島があり、それぞれに独自の文化や風習が存在します。
そのため、地域社会に溶け込むのに難しさをかんじるかもしれません。
また、沖縄本土とも違った風習や言語も独特で、島の外から来た人が理解するのが難。
さらに、過疎化が進んでいる島も存在し、その影響で医療機関が充実していない場合があります。
万が一の緊急事態に備えて、適切な治療が受けられない可能性も考慮する必要があります。
このような状況から、離島エリアでの生活は多くの側面で注意が必要です。
6.海岸沿い
沖縄は海に囲まれているため、塩害には特に注意が必要です。
海岸沿いに住む場合、建物や車、さらには庭木までが塩害の影響を受ける可能性があります。
例えば、外壁の塗装が剥げやすくなったり、車がサビやすくなることが懸念されます。
このような理由から、海岸沿いは特に塩害対策が必要な地域です。
7.高速道路から遠い地域
沖縄は公共交通機関のインフラが未熟で、車が主要な移動手段。
仕事や趣味、娯楽に至るまで、車での移動がほぼ必須です。
そのため、高速道路から遠い地域では、日常生活が非常に不便になる可能性が高いです。
例えば、緊急時に病院へのアクセスが困難になることがあります。
このような状況から、高速道路から遠い地域は住む場所としておすすめできません。
8.高台ある地域
沖縄は台風が頻繁に上陸する地域であり、台風対策は県民にとって常に重要な課題です。
しかし、高台に住む場合、暴風の影響を大きく受ける可能性があります。
例えば、屋根が飛ばされる、窓ガラスが割れるといった被害も心配されます。
このような理由から、高台は台風の被害を受けやすいため、住むのに注意は必要です。
沖縄で住む場所を選ぶ時のポイント
- 不動産情報の利用:メリット&デメリット
- 沖縄でのリゾートバイトの利用:メリット&デメリット
- 沖縄に移住する前に転職サイトでの仕事探し:メリット&デメリット
不動産情報の利用:メリット&デメリット
不動産情報の収集は、今日では多くの手段が存在します。
その中でもインターネットと地元の不動産業者が最も効率的な情報源とされています。
特に、オンラインだと物件の詳細なスペック、価格、立地条件などを網羅的に提供しています。
そのため、事前の綿密な調査がとても有用です。
メリット
- 多様な選択肢: オンラインの不動産サイトでは、地域や価格帯、物件タイプなど多角的な観点から検索が可能です。
- 時間の節約: 地元の不動産業者を訪れる手間が省け、いつでもどこでも情報収集ができます。
- 比較検討: 複数の物件を同時に比較検討することができ、最適な選択を下せます。
デメリット
- 情報過多: あまりにも多くの情報が提供されているため、選択肢が多すぎて迷う可能性があります。
- 現地情報の不足: オンライン情報だけでは、物件の周辺環境など現地の情報が得られない場合があります。
おすすめできる人
- 初めての沖縄移住を考えている人: 地元の情報が少ないため、多くの選択肢を比較検討したい人には特に有用です。
- 時間が限られている人: 地元の不動産業者を訪れる時間がない人には、オンラインで手軽に情報収集ができます。
このように、不動産情報の探し方にはそれぞれメリットとデメリットがありますが、自分のライフスタイルやニーズに合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。
沖縄でのリゾートバイトの利用:メリット&デメリット
沖縄でのリゾートバイトは、一時的に地元の生活を体験するための良い方法です。
特に、多くのリゾートバイトでは宿泊施設が提供されるため、住居を探す手間が省けます。
このような形態のバイトは、特に学生やフリーター、短期間で働きたいと考えている人に人気です。
リゾートバイトのメリット
- 宿泊施設が提供される場合が多い:約80%のリゾートバイトがこのサービスを提供。
- 地域文化を深く理解できる:現地の人々との交流が多い。
- 短期間で高収入を得られる:時給が1,200円以上の場合も。
リゾートバイトのデメリット
- 労働時間が長い:一日の平均労働時間は8時間以上。
- 季節によっては仕事が少ない:特に冬季は観光客が減少。
- 社会保険が適用されない場合も:短期間の雇用であるため。
リゾートバイトが向いている人
- 短期間で多くの経験を積みたい人
- 地域文化や地元の人々と交流したい人
- 自分で住居を探すのが難しい、または手間をかけたくない人
以上のように、沖縄でのリゾートバイトは多くのメリットがあります。
その一方で、デメリットや注意点も存在します。
これを理解した上で、自分のライフスタイルや目的に合ったバイトを選ぶことが重要です。
沖縄に移住する前に転職サイトでの仕事探し:メリット&デメリット
沖縄での生活をスムーズに始めるためには、仕事の確保が欠かせません。
この点で、転職サイトは非常に有用なツールとなります。
しかし、その活用にはメリットとデメリットがあります。以下で詳しく解説します。
メリット
- 多様な求人情報: 転職サイトは多くの業界や職種にわたる求人情報を提供しています。特に沖縄地域に特化したサイトでは、地元企業の求人も多く掲載されています。
- 効率的な検索: 転職サイトでは、給与、勤務地、業界など、多くの条件で求人を絞り込むことができます。
- 専門的なサポート: 一部の転職サイトでは、専門のキャリアアドバイザーが無料で相談に乗ってくれる場合もあります。
デメリット
- 情報過多: 求人情報が多すぎると、何を基準に選べばよいか迷ってしまう可能性があります。
- スパムメールのリスク: 登録後に多くの求人情報や広告が送られてくる場合があります。
おすすめできる人
- 地域に不慣れな人: 沖縄に新しく移住する場合、地元の求人市場に不慣れな人には特におすすめです。
- キャリアチェンジを考えている人: 異業種への転職を考えている場合、多様な求人情報が見られる転職サイトは有用です。
転職サイトを上手に活用することで、沖縄に移住を考える際に新生活をより確実なものにすることができます。
ただ、その利用には上記のようなメリットとデメリットがあるため、自分のニーズに合ったサイトを選ぶことが重要です。
まとめ:沖縄で住んではいけない場所
今回の記事をまとめてみました。
- 松山地区(那覇市)は沖縄最大の歓楽街で治安が問題
- 久茂地地区(那覇市)は夜間にトラブルが多く治安が悪化
- コザ(沖縄市)は以前暴力事件や薬物関連の犯罪があった地域
- 辺野古(名護市)は政治的緊張が高く、抗議活動が頻発
- 離島エリアは独自の文化と風習があり、地域社会に溶け込むのが難しい
- 海岸沿いは塩害による影響が大きい
- 高速道路から遠い地域は日常生活が不便
- 高台は台風の影響を大きく受ける
- 沖縄は害虫が多く、特にヤモリと蚊に注意が必要
- 公共交通が未発展で車依存度が高い
- 物価が全国平均より約10%高い
- 沖縄全体での犯罪発生率は九州・沖縄地方で2位
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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2022.05
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